Copicchi

コピッチ

原色が踊り、横顔が語る。キュートで芯のあるポップ・アート

Copicchiの世界は、ひと目見ただけで気持ちがぱっと明るくなる。

ビビッドなブルー、ピンク、イエロー……原色に近い色たちが画面いっぱいに広がり、どこか懐かしくも新しいポップカルチャーの風を感じさせる。

キャラクターたちは、ほとんどが少女の横顔。しかし、そこには一瞬のまなざし、揺れる感情、内なる強さが繊細に宿る。

わずかな角度の違いにこだわったその構図は、シンプルな線画でありながら、豊かな表情と物語性を持っている。

『宇ぶらりんの午後』や『飛ぶ少女、夢の中で』では、空間と時間を超えて少女たちが跳ねる。

『出発のとき』『夏の途中』では、"今"と"未来"のあいだを見つめるようなまなざしが印象的だ。

ファッショナブルな色彩、アニメ的な感性、そして大胆な構成力。

Copicchiは、かわいさだけで終わらない「芯のあるポップアート」を生み出している。

その絵には、元気、憧れ、ちょっぴりの孤独、そして自由が詰まっている。

今日もまた、ひとつの横顔が、小さな冒険をはじめている。

コレクション: Copicchi | コピッチ