ASc3nd
アセンド
ASc3nd(アセンド)は、ストリートアートの荒々しさとコンテンポラリーアートの構造性、そしてグランジやネオエクスプレッショニズムの衝動的な美学を融合させた、現代的な画風を持つアーティストです。その表現は固定化されることなく、人物・風景・抽象・記号など多様なビジュアルを通じて「上昇」「衝動」「孤高」「突破」といった概念を描き出します。
ダークトーンを基盤としつつ、鮮やかなアクセントカラーが突き刺さるように画面に光をもたらす色彩設計は、「深淵からの発光」や「静けさの中に宿る決意」を想起させ、観る者の心に深い余韻を残します。筆致はラフで大胆、ドリッピングやスプレーなども用いられ、時に破壊的でありながらも、緻密にコントロールされた構成を感じさせる——それはまさに“コントロールされたカオス”です。
キャンバスに描かれるのは、成功の物語ではなく、痛みや孤独を抱きながらもなお進もうとする“成り上がりの衝動”。にじむペイント、塗りつぶされた目元、金の王冠——それらは全て、上昇への欲望と過去の傷を昇華したシンボルです。ASc3ndの作品は、ただの勝者の姿ではなく、「敗北と再生をくり返してきた者にしか描けない王者の肖像」として迫ってきます。
アーティスト名に含まれる“3”という数字は、0でも1でもない「第三の道」を意味します。勝ち/負け、強さ/弱さ、正解/不正解といった二項対立を超え、自分だけのルールで這い上がる姿勢。それは、社会の枠組みの“外側”から上昇していく人々への強烈な共鳴となり、伝統を破壊しつつもリスペクトを忘れないという、反骨と品格の同居した美学へとつながっています。
象徴的に描かれる「目元を塗りつぶされた顔」は、匿名性の象徴であり、観る者自身がその姿に自らを重ねられるような“余白”を持ちます。誰でもない「誰か」が王冠を戴いているその姿に、観る者は「これは自分かもしれない」と無意識に投影していく——それは、誰しもが“ASc3nd=上昇者”になれる可能性を秘めた、極めてパーソナルでありながら普遍性のある表現です。
ASc3ndのアートには、現代を生きる上での葛藤、不確かさ、静寂の中に潜む誇りと反抗心が凝縮されています。そこにあるのは「希望」ではなく、「突破への意志」。静かに、しかし強く鳴り響く精神のビートが、すべての作品に脈打っています。
コレクション: ASc3nd | アセンド
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昇る意志の目隠し Blindfolded Will to Ascend
通常価格 ¥13,200通常価格単価 / あたりセール価格 ¥13,200 -
王冠のもとの沈黙 Silence Under the Crown
通常価格 ¥9,900通常価格単価 / あたりセール価格 ¥9,900

